当院は、軍医であった谷奥博が戦地より帰還後、昭和27年に開院した志摩市阿児町甲賀の診療所であります。
博の長男谷奥卓郎が平成6年に継承し、地域の皆様の診療に従事して参りましたが、今年令和3年6月より、長女のわたくし谷奥範江が新たに引き継ぐこととなりました。
わたくしは、女性として、女性の身体症状を理解することに意義を感じ、婦人科診療に携わってきました。
先代らと違い、仕事をしながらの家事育児も経験しており、お子さんをお持ちで何かしら罹患された方々の苦悩は自分なりに理解しているつもりです。
平成22年からは、志摩市〜伊勢市での一般内科診療もして参りました。その間、性別に関わらず受診が遅れてしまう例も数多く体験し、予防医学や検診の重要性も深く感じております。
このたび、谷奥医院を継承するにあたり、皆さまが気軽に安心して来院でき、健康維持は勿論のこと、更なる治療や高次医療機関での診療をお受けになるきっかけとなるべく尽力していきたいと考えております。
経 歴
* 平成11年に関西医科大学医学部医学科卒業後、関西医科大学附属病院精神神経科、産科婦人科、三重大学医学部附属病院神経内科、私立伊勢総合病院で研修。長吉総合病院、MOクリニック、聖授会総合検診センターにて婦人科診療、婦人科検診に従事する。
* 平成23年から、志摩市民病院、伊勢慶友病院にて内科診療、県立志摩病院にて婦人科診療(伊勢赤十字病院での研修含む)
* 令和3年6月 谷奥医院 継承
その他
日本産婦人科学会会員
臨床栄養学会会員
日本医師会認定産業医